裁判における技術的立証に関する法工学研究会

<研究会内容>

 ・平成20年10月24日(金)16:00-18:00

 第27回研究会開催予定。


・平成20年6月18日(水)16:00-18:00

 第26回研究会開催。
 主査から、8/6に予定されている機械学会の発表概要について説明がされた。
 機械学会で発表予定の各委員から、提出済みの要旨に基づき発表内容の説明が行われた。
 委員から、10月以降の研究会の議題として、交通事故鑑定における有限要素法を
用いたシミュレーション結果の利用法について討議したい旨の提案があった。


・平成20年4月25日(金) 16:00-18:00

 第25回研究会開催。
  各委員から、分担した大学教授の鑑定書についてA4で1枚のレジュメが提出さ
れ、レジュメに基づき議論を行った。
 各委員の説明では、鑑定内容よりも鑑定者の経歴に関する記載が多いなど、訴訟
に直接関係する内容は比較的希薄であるとの報告であった。
 主査から、本年8月に開催される機械学会の発表方針について説明がされ、学会発
表の委員の選定がされた。
 主査から、発表予定の委員に対して、学会発表に適切な鑑定書の選定と詳細調査
の指示があった。


・平成20年2月28日(木) 16:00-18:00

 第24回研究会開催。
  委員から、特許審決データベースを用いた大学教授による鑑定書調査状況につい
て説明がされ、鑑定書を全員で分担して検討することとした。
 主査から、来年秋の機械学会における発表予定について説明がされた。
 主査から、自身の裁判例を基に、大学教授による巧妙なエセ鑑定事例について説
明がされた。

■平成19年12月19日(水)16:00~18:00

第23回研究会開催。
  委員から、問題鑑定の事例収集において、特許審決データベースを用いた調査に
ついて説明がなされた。
 また、判例時報に掲載されているLi電池事故(携帯電話)の技術士鑑定内容に
問題がありそうであると同委員から説明がされた。
 主査 から、来年秋の機械学会における発表予定について説明がなされた。
 研究会終了後、懇親の忘年会が開催された。

■平成19年10月31日(水)16:00~18:00

第22回研究会開催。
 関西大学で行われた年次大会(模擬裁判)の報告が行われるとともに、今後の活
動方針について自由に意見交換が行われた。



■平成19年06月29日(金)16:00~18:00

第21回研究会開催。
主査から年次大会における模擬裁判で使用する導入部分のプレゼンテーションが紹介され、現段階で確定している模擬裁判の進行シナリオが説明された。また、「技術者のための工学鑑定概論」または「法律家のための工学鑑定入門」というような書籍の出版計画を立てて、それに沿って、今後の研究会を進行させるというアイデアが示され、意見交換を行った。次回は、主査から大学教授による鑑定事例で機械工学的に問題があると考えられるものを紹介することになり、準備のため8月の研究会を休会とすることが合意された。なお、主査から、会員各位に対して、9月9日(日)の模擬裁判に参加することが呼びかけられた。


■平成19年04月27日(金)16:00~18:00

第20回研究会開催。
前回に引き続き、主査から年次大会における模擬裁判企画の進行状況が説明された。また、交通事故解析専門家から、裁判に現れた鑑定事例から、論理的、技術的に問題があると考えられる事例が紹介された。


■平成19年02月27日(火)16:00~18:00

第19回研究会開催。
主査から、年次大会(関西大学)における模擬裁判企画の進行状況が説明され、模擬裁判用の事故シュミレーションを制作中の交通事故解析専門家から模擬裁判用のシミュレーションの制作方針などが説明された。


■平成18年12月21日(木) 16:00~18:00

第18回研究会開催。
長年、保険業界で事故を偽装した不正請求案件に関わってきた事故解析の専門家から、不正請求案件の背景、裁判や鑑定の問題点などに関して、総合的な意見が述べられた。また、メーカーの知財担当者から、知財訴訟における実験合戦の事例が紹介され、社内技術者による実験の信用性が争われた結果、一方の実験は信用性が認められ、他方の実験は信用性が否定された理由が説明された。研究会終了後、懇親の忘年会が開催された。


■平成18年10月30日(月) 16:00~18:00

第17回研究会開催。
年次大会の報告が行われるとともに、今後の活動方針について自由に意見交換が行われた。 


■平成18年9月20日(水) 9:00~12:00

年次大会においてワークショップ「裁判における技術的立証を考える -現状と改革への提言-」を開催する。


■平成18年8月28日(月) 16:00~18:00

第16回研究会開催。
今後の進め方について議論する。弁護士にも呼びかけて工学鑑定の事例をさらに集めて、工学鑑定の真偽の見分け方、問題点の解説などを内容とする鑑定事例集を出版するというアイデアが出され、今後の課題として、どのようにして鑑定事例を集められるかを検討することになる。


■平成18年6月21日(水) 16:00~18:00

第15回研究会開催。
年次大会(2006、熊本大学)におけるワークショップでのまとめに関する議論を継続する。さらに、2007年の関西大学に年次大会に向けて工学鑑定が争点となる事件を題材として模擬裁判の企画が進行中であることが紹介される。


■平成18年3月16日(木)16:00~18:00

第14回研究会を知的財産法工学研究会と合同で開催。
ワークショップでの発表のイメージを確認するため、発表予定者からパワーポイントを使用したプレゼンテーションを行ってもらい、意見交換を行う。併せて、部門長から4月の年次総会の時に開催される部門大集合で実施予定の法工学部門のプレゼンテーションが紹介される。研究会終了後、懇親会を開催。


■平成18年2月22日(水)16:00~18:00

第13回研究会開催。
年次大会(2006、熊本大学)におけるワークショップでのまとめに関する議論を継続する。


■平成17年12月21日(水)16:00~18:00

第12回研究会開催。
進行中のまとめ作業を集約して、年次大会(2006、熊本大学)においてワークショップを開催することになり、まとめに関する議論を継続する。


■平成17年10月27日(木)16:00~18:00

第11回研究会開催。
第2回にエンジンルームからの出火事件とチューブレスタイヤからの空気漏れ事件の報告をした報告者からまとめ案が提示される。技術的な背景を説明するために使用する図面などの取扱について、主査から著作権法の原則が説明され、書籍などからの図面をコピーして使用する場合には、著作者の同意を得る必要があることが説明された。


■平成17年8月30日(火)16:00~18:00

第10回研究会開催。
第9回の2名の報告者から改訂された報告書案が提示され、技術者であっても専門が異なると前提とする常識の範囲が異なることから、背景となる技術の説明を省略することができないことが認識される。また、具体的な事件において提出された鑑定書を題材にとると、当事者名を仮名にしても、関係者には誰が作成した鑑定書が問題になっているかが分かってしまうのではないかとの疑問が出されたが、問題点を具体的に示すためには、狭い範囲の関係者や当事者が事件を特定できることを避けるわけにはいかないとの結論になる。ただし、主査から報告担当者に対して、鑑定者を名指しで非難するような記載の仕方を避けて、あくまでも、工学鑑定のあり方を提言するような方向でまとめるように要請された。


■平成17年6月23日(木)16:00~18:00

第9回研究会開催。
第2回に報告のあったチューブレスタイヤの空気漏れ事件及び第3回に報告のあった特許無効事件において提出された専門家の鑑定書について、事件の争点、関連技術分野における常識、鑑定書の問題点などをどのようにまとめるかを討議する。機械学会の会員ではあるが、関連技術分野の専門家ではない読者が読んでも、何が争点であり、鑑定書の記載のどこに問題があるのかが理解できるようにまとめることを目標とすることが合意される。


■平成17年4月20日(水)16:00~18:00

第8回研究会開催。
2年目を迎え、今後のまとめ方について議論する。主査から、法工学とは、工学的な発想によって法律を設計する工学であるとの意見が出され、この意見を中心に議論が進む。過去1年間に紹介された裁判事例等を材料として、事例紹介、技術者の立場から見て事例に含まれていると思われる問題点の指摘、問題点の指摘に対する法律家からの反論又は弁解、技術者と法律家の共同作業による、あるべき制度設計の提案、というような枠組みでこれまでの議論を整理することが合意される。事例紹介については、プライバシーの侵害にならないように注意を払う必要があるものの、できるだけ具体的な問題点が分かるように要約することの必要性が指摘される。過去1年間の発表者において、叩き台となる事例紹介案を次回までに作成することを申し合わせる。


■平成17年3月15日(火)16:00~18:00

第7回研究会を知的財産法工学研究会と合同で開催。
技術系裁判官は必要か、というテーマで討論をするにあたり、最初に、ワープロソフト一太郎の特許侵害事件の判決が紹介される。紹介者からは、判決の結論には疑問があるとのコメントがなされる一方、それが裁判官に技術的素養がないことから生じているのではないのではないかとの見解が示される。その後、各委員から技術系裁判官の必要性について意見が述べられる。裁判官にも一定の技術常識が必要なのではないかとの意見が多く出されたが、特許訴訟などの技術が争点になる訴訟においては、技術が分かれば、法律家としての訓練よりも技術的な素養の方が重要である、との意見を支持する見解は示されなかった。また、法律的なセンスやバランス感覚のない技術者が技術専門家として裁判に関与することの危険性も指摘され、裁判官の補佐役として裁判に関与するとしても、技術のみならず、ある程度の法律常識を備えた技術者が必要であるとの意見が大勢を占めた。


■平成17年2月23日(水)16:00~18:00

第6回研究会開催。
ワープロの欠陥によって火災が発生したとの主張がなされた損害賠償請求訴訟の被告代理人を務めた弁護士から訴訟の経過、技術的立証の苦労、その他の話題が提供される。製造物責任訴訟に登場する技術士鑑定人の質、倫理について疑問が述べられ、その後、裁判所が鑑定人を選任する際の給源の乏しさ、被告が私的鑑定人による鑑定書を提出ことによる牽制効果、鑑定書の真贋を判断する裁判官の能力等について議論される。


■平成16年12月17日(金)16:00~18:00

第5回研究会開催。
交通事故解析におけるシュミレーションの活用事例等の紹介を含めて、交通事故関連裁判における技術的立証の手法、問題点が紹介される。問題のある鑑定事例等に基づき、どうすれば、ミスリーディングな鑑定書が裁判所に提出されることを防げるか、裁判所にミスリーディングな鑑定書と工学的に妥当な鑑定書を見分ける方法を理解させることができるか等の課題を議論する。


■平成16年10月26日(火)16:00~18:00

第4回研究会開催。
特許無効審判において特許に無効理由がないと判断した審決が取り消された事例に関して、機械技術者には常識であるような機構の作動原理を特許庁や裁判所に理解させることの苦労が紹介され、この事例を素材として、技術的な常識を技術の素人である特許庁審判官や裁判官に説明するためのプレゼンテーションの重要性を議論する。紹介された事例では、サーボ弁とピストン-シリンダ機構による位置制御、押付力制御の区別を特許庁審判官が理解できなかったことが説明される。


■平成16年8月26日(木)16:00~18:00

第3回研究会開催。
特許庁が無効理由はないと判断した特許を東京高裁が無効と判断した事例について、有名国立大学の名誉教授であり、関係学会の会長をも務めた学者が、明らかに技術常識に反する陳述書を特許庁に対して提出したことが取り上げられ、学者としての倫理観の欠如が指摘される。他にも類似の例が紹介され、これらの例に限らず、このような場合には、陳述書を権威付けるために経歴書に「元○○学会長」などと記載されることが多く、裁判所、事件の相手方等から名前を利用された学会に対して審査請求等の手段を講じる道を開くことも必要ではないかとの意見も出される。


■平成16年6月28日(月)16:00~18:00

第2回研究会開催。
保険請求における不正請求事案から、停車中の外車のエンジンルームから出火した事例及びチューブレスタイヤから空気漏れした事例を取り上げ、車両の損傷、現場状況等の客観的証拠に基づいて、事故態様に関する申告が虚偽であることを裁判所に納得させる努力の大変さ、大切さとともに、虚偽の申告をサポートする「専門家」と称する鑑定人の存在の問題等について議論する。


■平成16年4月26日(月)16:00~18:00

知的財産法工学研究会と合同で第1回研究会開催。
法工学のイメージ、第1年度の活動目標(事例報告を中心に問題点の抽出)について討論。偶数月の最終週に研究会開催を決定。